TENGA、使っテまンガな。
ひょんな事からなぜか、TENGAの使用リポートを書くことになったわけなんですが・・・。
今までのオナホールのイメージを一新したオサレなデザインで知られるTENGA。
園子温監督の「みんなエスパーだよ」でマキタスポーツが愛用していた?TENGA。
2006年にグッドデザイン賞の1次審査を通過し、ビッグサイトで展示されながら3時間後に「性具である」という理由で撤去されたTENGA。
国内のみならず、欧米40カ国で展開されているTENGA。
そう、あのTENGAです。
夫婦不仲で、長年レスな私ですが、その間、恋人と呼べるのはやはり、あれです、右手です。右手様さまです。そのテクニックで年に◯百回は「この門をくぐるもの、一切の理性を捨てよ」と記された天国に送り届けてくれた右手様。
その右手と、初体験のTENGA様、どちらが私をより高次の天国に導いてくれるのか・・・。
不安と期待がない混ぜになったオ◯ニー、いや実験の開始です。
まず、今回体験、いや実験対象となったのはこちらのTENGA 。
今回トライしたのはディープスロートカップ。TENGAのラインアップではスタンダードなもののようです。
「くびれ効果で、DEEPな吸いつき感」「さらに強い刺激が味わえる、超ハード仕様」という煽り文句がいやが上にも期待感を高めます。
上部のこんな細かい仕組みも期待感を高めます。使用感にどんな変化を与えるのでしょうか?
カップの下にあるビニールの包装を剥くと、キャップ状の蓋が出てきます。そしてこの蓋を外すと
怪しく光る、というか濡れるというか、この「穴」の部分が、まあアレなわけです。
ちなみに、上部のシールを外すと、こんな穴が隠れていました。
そして公式サイトによると断面はこんな感じ。
というわけで早速突撃であります!
実は、こんなことを言うのアレなのですが、私のアレ、サイズがややアレなので御座います。まあ、いわゆるゴム製品、通常サイズだとかなりきつく装着が困難なため、独身時代には大きいサイズのものを愛用しておりました。
そんなわけで、一瞬、カップのプラスティック外殻に引っかかって挿入が果たせないのではないかと心配したのですが、実際は多少余裕を持って挿入を果たせました。
しかし、このサイズが後ほど、意外な結果をもたらしました。それはまた後ほどの話。
中はかなりきつい・・・。
あけすけな表現で言えば、いわゆる「名器」なのかもしれません。
ちなみに、カップ頭頂部の穴は上記の図ではきちんと示されていませんが、穴の部分とつながっている一種の空気抜きの穴で、挿入時はここを明けたまま行い、挿入後、穴をふさぐと、TENGAの構造が筒状から、一報を塞がれた盲管となり、密閉度合いが増すという作りになっています。
中の構造も工夫されているようで、やはり「名器」的なものを想起します。
締りの良さでは、これまで交際した女性たちよりも、遥かに上です。
とりあえず、お約束のピストンであります。
で、いいかというと、実のところ微妙でした。
締め付けがきつすぎて、気持ちいいのは気持ちいいのですが、やや無理矢理気持ちよくされている感が拭い去れないのです。
例えてみれば、相手の女性が手淫、口淫をしてくれる時に、ややその力が強すぎて、気持ちいけれどちょっと痛い、でも言えない・・・、そんな感じに近いものがあるかもしれません。
私が今まで体を合わせた女性たちは、いい意味で、こんなに締め付けは強くなかった、というか、程よく受け止めてくれたのに比べて、素材が堅いためか、悪い意味できつすぎるのです。さらに例の頭頂部のバキュームホールですが、これを塞ぐと更にピストンが困難なくらいの締付け具合になります。
自慢ではなく、これはもしかしたら、私のサイズ的なものがあるのかもしれません。
実際使った印象で言えばもう少し小さければ、絶妙な締め付けになったのではないかと思われます。つまり、通常サイズの日本人男性にとっては、これはなかなか素晴らしいものではないか、ということです。
いやもう、それは生身の女性との会話やスキンシップも交えての逢瀬に比べれば、即物的であることは間違いないでしょう。
ただ、この商品はあくまでも即物的に男性を射精に導くためのもの。適切なサイズであれば、その即物性は極上のそれであることは間違いありません。
そういう意味では、今までの人生で、一緒にお風呂に入ったことがある一部の男性から羨ましがられた以上にメリットがなかった、というかそれもメリットなのか?と思うサイズがここでもネックになったなぁという印象であります。
ちなみに、その後のリサーチで、US SIZEという大きめサイズがあることが判明しました。名前の通り、アメリカンな人向けなようです。ただ、主に太さの面では平均以上では長さにおいては平均的な私にとって、両方でアメリカンサイズになるこの大きさが適当なのかは悩ましいところです。
そんなわけで、当面は私の恋人はやはり右手かなぁと、こすれどもこすれども、我が暮らし楽にならず、じっと手を見る私なのでありました。
あ、でもこんなことを言いつつ、きちんとイクことはイキました。そんなわけで、ファーストTENGAやや痛み分け感があるので、フェアーに評価するには機会を見てUS SIZEで再挑戦かなと思う、今日このごろであります。